「夏の交布(ぐんぼー)」展

2003年7月25日(金)〜8月7日(木)
11:00-19:00
Maki Textile Studio, Aoyama, Tokyo

 今年の「夏の布」展です。

 「交布(ぐんぼー)」とは、いくつかの素材を交ぜて織る布。
 沖縄の呼び方です。

 たとえば苧麻を織る場合、綿をあわせると、涼しくて肌触りが良くなります。
 また、生絹を織る場合、苧麻を少しだけ織り込むと、通風性のあるサラサラした布になります。

 今回のゲストは、西表・紅露工房の石垣昭子さん。
 インド・アッサム州でしかとれないムガシルクと沖縄の芭蕉をあわせた、「ムガ芭蕉」というセンセーショナルな織物がお目見えです。

 写真でご紹介した作品のほか、絣のストール数点、座繰り糸をタテヨコに使ったストール、空羽織のスクリーン、タペストリーなど、大作もあります。

        * * *

 今回は「交布展」と銘打ちましたが、もちろん、夏には欠かせない、マンガルギリ製の衣もあります。
 マンガルギリとは、極細綿糸を使った手織布。
 生地は私たちの大好きな、細縦縞や無地です。
 夏をしのぎやすい形を考えました。

 そのほか、お待たせしていました、カディ(手紡ぎ手織り綿)のベッドファブリック、ピロケース、そしてマンガルギリなどの薄地綿の反物も少し用意しました。

 ぜひご覧ください。

              真木千秋

左)生絹×苧麻/ストール
石垣昭子 70000
右)ムガシルク×芭蕉/ストール
石垣昭子 70000

左)絹×苧麻/空羽織ストール
藍×フクギ染 石垣昭子 65000
右)バイアスタンクトップ

マンガルギリ/タンクトップ三種
左)藍染座繰り絹×ムガ×苧麻 格子ストール 43000

中)綿×苧麻 風の衣
右)亜麻×苧麻 風の衣 紅露染


マンガルギリのいろいろ…

生地
昔の男物着物地のような細縞。
そして無地。
色は、黒、白、カーキ、紺、薄グリーン

かたち&価格
バイアスタンクトップ 10000
タンクトップ     11000
ハーフスリーブ    16000
ブラウス       20000
ロングタンクトップ  23000
パンツ        19000

マンガルギリ/タンクトップ

マンガルギリ/細縦縞ロングタンクトップ&パンツ
肩からムガ芭蕉ストール

左)マンガルギリ/ハーフスリーブ
右)ムガ苧麻・藍生葉染プルオーバー

 


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