昨年末のムンバイ展を経て、より一層ヒマラヤ山麓ganga maki 工房に根付く真南風。そして当地あきる野の竹林展も三年目を迎えました。その区切の年に、西表から石垣昭子、葉山から真砂三千代、インドから真木千秋が駆けつけます。
東アジア伝統の素材とカタチに基づく、現代世界のためのエレガントな衣・真南風。
今回の真南風竹林展では、作品展示とともに、関連イベントを通じ真南風の背景を探ります。
※駐車場完備⋯ですが、できたら公共輸送機関のご利用を!
JR五日市線・武蔵五日市駅徒歩12分
西東京バス・小林坂停留所徒歩2分
真南風ムンバイに同道したフォトグラファー井島健至さんが 今展のため特別に編集。ganga maki工房および Studio Mumbaiを舞台とした真南風ムンバイ展の風景。
たとえば、真南風を象徴するアイテム「スディナ」。 27年前、沖縄八重山の伝統衣装からどのように真南風スディナが生まれたのか。 そして今、スディナのカタチは4種類を数えます。 実物を交え、その生々流転を物語ります。 はたまた「ジュバン」、「クルタ」、「腰巻」…と物語は続きます。
「一日一日を丁寧に過ごすことをモットーにしているこの頃。
実はやる事が山ほどある。あっという間に日は暮れる、
人の出会いも相変わらず、それも日々の学びのひとつ」
もうじき米寿を迎える石垣昭子さんの言葉です。
昨年末の真南風Mumbai展を経て、
北インドganga maki 工房にて、
日々丁寧に、繊維や染料になる植物を育て、
収穫、糸作り、染め、織り、そして縫製。
スタイルが増えたスディナ、工夫を加えたハオリ、
ジュバン、クルタ、サラリ、カカン、パーなど…。
さらに着やすく真南風ならではの色々がそろいます。
ジュバン S 空羽
今年のジュバンSは脇に布スリットを入れ、着丈も少し長めに進化しました。
空羽(あきは)で仕立てるジュバンSは、はじめての試みです。
とても取り入れやすい真南風衣の一枚、ジュバンSぜひお試しください。
生地:空羽(あきは)
素材:シルク100%(gangaずり出し絹、マルダ、バンガロール)
染料:インド藍
ジュバン M 空羽
家蚕にgangaずり出し絹を合わせて織った、しなやかな空羽生地。
すっと入れ込んでいる薄いグレーや白の差し色がより涼しさを感じさせます。
インナーも藍で揃えたり、白を合わせてより涼やかに、コーディネートで楽しめるアイテムです。
生地:空羽(あきは)
素材:シルク100%(gangaずり出し絹、マルダ、バンガロール)
染料:インド藍
ジュバン M 薄布
極細の芭蕉を絹と織り込み、薄く、しなやかな風合の「薄布」。
軽く透明感があり、身につけていることを忘れてしまうような布で仕立てたジュバンM。
布をたっぷりと楽しめるシンプルなスタイルは、脇の布重ねスリットが、直線的な衣でもある真南風ならではの、風を感じるデザインです。
生地:薄布
素材:シルク(gangaずり出し絹、ムガ、家蚕)、芭蕉
染料:墨染め
ジュバン L 薄布
今年は「薄布」で仕立てることにも挑戦。
身につけた時、思わず空を飛べてしまうかも、というくらいの布衣。
美しい夜香木で染めた黄色はたくさんのものを運んでくれそうな気持ちになります。
生地:薄布
素材:シルク(gangaずり出し絹、ムガ、家蚕)、芭蕉
染料:夜香木
クルタ
2024年から仲間入りした「クルタ」。脇の深いスリットに布の風合いや動きがたっぷりと感じられる衣です。より普段の暮らしの中で着て頂きやすいスタイルです。シルクオルガンザを何度も染め重ねて染めた薄藍は、透き通る西表の海色のよう。
生地:シルクオルガンザ
素材:シルク100%
染料:インド藍
サラリ 空羽
布そのものに包まれるような衣。ふんわりそっと身体に寄り添うような…。空羽(あきは)生地で仕立てた上衣は、真夏にさらりと身につけられる真南風の一品です。
生地:空羽(あきは)
素材:シルク100%(gangaずり出し絹、マルダ、バンガロール)
染料:インド藍
ハオリ long ぐんぼう
真南風初期に仕立てていた羽織ロングを少し断ち方を変え、芭蕉交布で仕立てました。より街着として普段に着て頂きたい羽織物です。
生地:ぐんぼう(交布)
素材:シルク(gangaずり出し絹、タッサー、ムガ、マルダ、バンガロール、マルベリー)、芭蕉
染料:インド藍
スディナshort 薄布
やわらかいganagずり出し絹に極細の芭蕉とムガを織り込み、しなやかで透明感のある薄布。
力強い蘇芳で染めた赤は身につけるだけでパワーをいただける力があります。
生地:薄布
素材:シルク(gangaずり出し絹、ムガ、家蚕)、芭蕉
染料:蘇芳、インド茜
お馴染みのティモケ。季節野菜とインドのスパイス香る彩り豊かなランチプレート。定番サモサ3種も。
6/17(火)& 18(水) 11:00–15:00
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飛騨高山からの出店。今回は真南風展に合わせて、沖縄のゴーヤーをルーに使用した「ゴーヤーと豚ひき肉のキーマカレー」をご提供。パクチーと煮卵を添えて。
6/19(木)& 20(金) 11:00–15:00
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国産ヴィンテージ釜、直火型富士山溶岩遠赤焙煎機で丁寧に煎り上げたコーヒーをご堪能ください。インド深煎りの珈琲、カフェラテ、中国茶、台湾茶も。
6/14(土)& 15(日) 11:30–16:30(last order)
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五日市の小さなお菓子や。焼き菓子や自家製アイスを販売しています。今回はバナナ・パイナップルを焼き込んだタルトや、南国みかんと言われる「たんかん」のソルベ
他、フィナンシェやクッキーなど定番の焼き菓子など。
6/14(土) 11:30–17:00
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あきる野小和田の薪窯パン屋。西表島黒紫米パン、カンパーニュ、ブリオッシュ、古代小麦パン、ノアレザン、クルスティヨン。 小和田サブレ、無農薬レモンのマドレーヌ、レモンとけしの実の酵母ケーク、デザートはガトー・フロマージュ・シェーヴル(山羊のフレッシュチーズのケーキ)。
6/15(日) 11:30–17:00
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東京西側、深煎りコーヒー専門店。直火の焙煎機で少量ずつ丁寧に焙煎しています。
当日はインドネシア、タンザニアの豆を中心に丁寧に抽出したハンドドリップコーヒー、アイスコーヒーをお出しします。また、スパイシーなクラフトコーラなどもご用意。
6/16(月) 11:30–16:30(last order)
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小さなスパイスプレート専門店です。今回はスイーツで出店させていただきます。
自家焙煎珈琲豆で作ったこだわりのコーヒーゼリー、スパイスプリン等の冷たいスイーツと、焼き菓子をお待ちします。
6/16(月) 11:30–17:00
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戸倉城山の麓にある古民家カフェから出演。珈琲はコクのある深煎りと、すっきりした酸味の浅煎り。そして人気のカフェラテも。
18日(水)のみパウンドケーキも提供。新設「紡舎」には真南風メンバーも宿泊。
6/17(火)–20(金) 11:30–16:30(last order)
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五日市のパン教室 & ときどきパン屋。梅や杏子など夏の酵母を使ったカンパーニュ、フリュイノア、自家製卵のブリオッシュなど。
デザートは、酵母のスコーン・ジャムサンドほか。
6/17(火) 11:30–17:00
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季節の果物やハーブ、穀物などから酵母を起こし、ゆっくりじっくりと長時間発酵させた、自家製酵母ベーグルと植物生おやつを作っています。当日は、焼き菓子や冷たいデザートの植物性おやつをご用意します。
6/19(木) 11:30–17:00
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五日市の目抜き通りに自店舗を構えたおなじみひとつぼし。グルテンフリー&プラントベースの米粉のおやつ。クッキー、マフィン、レーズンバターサンドなど。
6/20(金) 11:30–17:00
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