竹林Shop
2025年6月14日(土) ― 20日(金)
会期中無休 11:00–17:30

在廊日|
石垣昭子|6月14–16日
真砂三千代|6月14–15日
真木千秋|全日程

昨年末のムンバイ展を経て、より一層ヒマラヤ山麓ganga maki 工房に根付く真南風。そして当地あきる野の竹林展も三年目を迎えました。その区切の年に、西表から石垣昭子、葉山から真砂三千代、インドから真木千秋が駆けつけます。

東アジア伝統の素材とカタチに基づく、現代世界のためのエレガントな衣・真南風。
今回の真南風竹林展では、作品展示とともに、関連イベントを通じ真南風の背景を探ります。

※駐車場完備⋯ですが、できたら公共輸送機関のご利用を!
JR五日市線・武蔵五日市駅徒歩12分
西東京バス・小林坂停留所徒歩2分 

 
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真南風Mumbai展にて、studio mumbaiのビジョイ氏と。


 

イベント

6月14日(土) 14:00–

井島健至 映像作品
「Days of ganga maki ―神々の遊ぶ庭―」上映

真南風ムンバイに同道したフォトグラファー井島健至さんが 今展のため特別に編集。ganga maki工房および Studio Mumbaiを舞台とした真南風ムンバイ展の風景。

鼎談「真南風―カタチの由来」
石垣昭子・真砂三千代・真木千秋

たとえば、真南風を象徴するアイテム「スディナ」。 27年前、沖縄八重山の伝統衣装からどのように真南風スディナが生まれたのか。 そして今、スディナのカタチは4種類を数えます。 実物を交え、その生々流転を物語ります。 はたまた「ジュバン」、「クルタ」、「腰巻」…と物語は続きます。

 

6月15日(日) 14:00–

ちょっと鼎談「これからの真南風」
石垣昭子・真砂三千代・真木千秋

28年目の真南風。昨年末のムンバイを経て、これから真南風がどこへ向かうのか、 心に秘めた展望を、旧作や新作を前にして、あれこれ語ります。

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糸作り実演
石垣昭子・真木千秋

芭蕉や生糸ずりだし。石垣昭子や真木千秋が、 時を忘れて、縁側でのんびりやります。

 

6月16日(月)―20日(金) 14:00–

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紙芝居「真南風の糸&染め素材」
真木千秋・田中ぱるば

西表・紅露工房を祖型とする北インドganga maki 工房。 この工房の活動も真南風プロジェクトによって 大きな感化と影響を受けています。 特に真南風に用いる糸素材や染め素材の栽培や育成は、 今や工房の中心的な仕事となっています。 避暑のため竹林に一時滞在中の真木千秋が、 実物と映像を交え、素材づくりから真南風を語ります。

 
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真南風 style

「一日一日を丁寧に過ごすことをモットーにしているこの頃。 実はやる事が山ほどある。あっという間に日は暮れる、 人の出会いも相変わらず、それも日々の学びのひとつ」 もうじき米寿を迎える石垣昭子さんの言葉です。

昨年末の真南風Mumbai展を経て、 北インドganga maki 工房にて、 日々丁寧に、繊維や染料になる植物を育て、 収穫、糸作り、染め、織り、そして縫製。

スタイルが増えたスディナ、工夫を加えたハオリ、 ジュバン、クルタ、サラリ、カカン、パーなど…。 さらに着やすく真南風ならではの色々がそろいます。

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ジュバン S 空羽
今年のジュバンSは脇に布スリットを入れ、着丈も少し長めに進化しました。 空羽(あきは)で仕立てるジュバンSは、はじめての試みです。 とても取り入れやすい真南風衣の一枚、ジュバンSぜひお試しください。
生地:空羽(あきは)
素材:シルク100%(gangaずり出し絹、マルダ、バンガロール)
染料:インド藍

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ジュバン M 空羽
家蚕にgangaずり出し絹を合わせて織った、しなやかな空羽生地。 すっと入れ込んでいる薄いグレーや白の差し色がより涼しさを感じさせます。 インナーも藍で揃えたり、白を合わせてより涼やかに、コーディネートで楽しめるアイテムです。
生地:空羽(あきは)
素材:シルク100%(gangaずり出し絹、マルダ、バンガロール)
染料:インド藍

 
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ジュバン M 薄布
極細の芭蕉を絹と織り込み、薄く、しなやかな風合の「薄布」。 軽く透明感があり、身につけていることを忘れてしまうような布で仕立てたジュバンM。 布をたっぷりと楽しめるシンプルなスタイルは、脇の布重ねスリットが、直線的な衣でもある真南風ならではの、風を感じるデザインです。
生地:薄布
素材:シルク(gangaずり出し絹、ムガ、家蚕)、芭蕉
染料:墨染め

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ジュバン L 薄布
今年は「薄布」で仕立てることにも挑戦。 身につけた時、思わず空を飛べてしまうかも、というくらいの布衣。 美しい夜香木で染めた黄色はたくさんのものを運んでくれそうな気持ちになります。
生地:薄布
素材:シルク(gangaずり出し絹、ムガ、家蚕)、芭蕉
染料:夜香木

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クルタ
2024年から仲間入りした「クルタ」。脇の深いスリットに布の風合いや動きがたっぷりと感じられる衣です。より普段の暮らしの中で着て頂きやすいスタイルです。シルクオルガンザを何度も染め重ねて染めた薄藍は、透き通る西表の海色のよう。
生地:シルクオルガンザ
素材:シルク100%
染料:インド藍

 
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サラリ 空羽
布そのものに包まれるような衣。ふんわりそっと身体に寄り添うような…。空羽(あきは)生地で仕立てた上衣は、真夏にさらりと身につけられる真南風の一品です。
生地:空羽(あきは)
素材:シルク100%(gangaずり出し絹、マルダ、バンガロール)
染料:インド藍

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ハオリ long ぐんぼう
真南風初期に仕立てていた羽織ロングを少し断ち方を変え、芭蕉交布で仕立てました。より街着として普段に着て頂きたい羽織物です。
生地:ぐんぼう(交布)
素材:シルク(gangaずり出し絹、タッサー、ムガ、マルダ、バンガロール、マルベリー)、芭蕉 
染料:インド藍

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スディナshort 薄布
やわらかいganagずり出し絹に極細の芭蕉とムガを織り込み、しなやかで透明感のある薄布。 力強い蘇芳で染めた赤は身につけるだけでパワーをいただける力があります。
生地:薄布
素材:シルク(gangaずり出し絹、ムガ、家蚕)、芭蕉
染料:蘇芳、インド茜

 
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profile

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石垣昭子

昭和13年10月1日生まれ
1980年より西表島租納生まれの石垣金星を伴侶とし、紅露工房「くうるこうぼう」開設。西表の歴史と文化を基本にしゼロからの出発。
地の利を活かした染め織り、稲作儀礼に学ぶ。衣と食の根が同義である事を確信。モノ、コトの繋がりを見る。
与えられた環境のなかで、逆境力をバネに、一期一会の命を国内外のメディアをとおして発信。
終活の峠をゆるゆると生きる。糸の道に終わりはない。

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真砂三千代

インドへの旅をきっかけに、一枚の布を纏うことにアジアの衣の原点を視つめ、日本古来の結ぶ・重ねる・ひねる、などの伝統的な着付による衣制作をしている。
自然素材布でつくる衣「Afa」(1986年)
オーガニックコットンの日常着「Life afa」(1999年)
お茶をテーマにした茶衣(さい)を茶会形式として京都建仁寺両足院で発表。(2020年)
著者に「風着color of india」(文化出版局)
中国シルク博物館「現代の中国服」作品収蔵(2018年)

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真木千秋

1980年代末、インドにて織物づくりを開始。
90年代に入って、沖縄西表島の染織家、石垣昭子と出会い、真砂三千代とともに真南風プロジェクトを始める。
2017年、ヒマラヤ山麓3千坪の敷地に、農園、藍窟、染場、機場、縫製場、ギャラリーを具えたganga maki 工房をスタジオムンバイのビジョイ・ジェインとともに作る。
現在は年間 9–10ヶ月間 ganga makiで暮らしながら、素材となる植物を育て収穫し、繊維、糸、染料としてインド各地の天然素材とともに、織物、衣、ありとあらゆる繊維でできるモノを作っている。

Marché : Lunch & Cafe

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八重山・西表ランチ

西表島の古見公子さんによる八重山料理。14 & 15日はタウビ(田植え)ジューシー(沖縄風炊き込みごはん)ランチ。16日はバジマ(我島)そばランチをお楽しみ下さい。 6/14(土)–16(月) 11:00-15:00

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Samosa wala Timoke(ティモケ)

お馴染みのティモケ。季節野菜とインドのスパイス香る彩り豊かなランチプレート。定番サモサ3種も。
6/17(火)& 18(水) 11:00–15:00
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きむくまカレー

飛騨高山からの出店。今回は真南風展に合わせて、沖縄のゴーヤーをルーに使用した「ゴーヤーと豚ひき肉のキーマカレー」をご提供。パクチーと煮卵を添えて。
6/19(木)& 20(金) 11:00–15:00
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永井珈琲

国産ヴィンテージ釜、直火型富士山溶岩遠赤焙煎機で丁寧に煎り上げたコーヒーをご堪能ください。インド深煎りの珈琲、カフェラテ、中国茶、台湾茶も。
6/14(土)& 15(日) 11:30–16:30(last order)
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page(パージュ)

五日市の小さなお菓子や。焼き菓子や自家製アイスを販売しています。今回はバナナ・パイナップルを焼き込んだタルトや、南国みかんと言われる「たんかん」のソルベ 他、フィナンシェやクッキーなど定番の焼き菓子など。 6/14(土) 11:30–17:00
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Compain(コンパン)

あきる野小和田の薪窯パン屋。西表島黒紫米パン、カンパーニュ、ブリオッシュ、古代小麦パン、ノアレザン、クルスティヨン。 小和田サブレ、無農薬レモンのマドレーヌ、レモンとけしの実の酵母ケーク、デザートはガトー・フロマージュ・シェーヴル(山羊のフレッシュチーズのケーキ)。
6/15(日) 11:30–17:00
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Luv(sic)coffee(ラヴシックコーヒー)

東京西側、深煎りコーヒー専門店。直火の焙煎機で少量ずつ丁寧に焙煎しています。 当日はインドネシア、タンザニアの豆を中心に丁寧に抽出したハンドドリップコーヒー、アイスコーヒーをお出しします。また、スパイシーなクラフトコーラなどもご用意。
6/16(月) 11:30–16:30(last order)
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山のスパイス

小さなスパイスプレート専門店です。今回はスイーツで出店させていただきます。 自家焙煎珈琲豆で作ったこだわりのコーヒーゼリー、スパイスプリン等の冷たいスイーツと、焼き菓子をお待ちします。
6/16(月) 11:30–17:00
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POUND(パウンド)

戸倉城山の麓にある古民家カフェから出演。珈琲はコクのある深煎りと、すっきりした酸味の浅煎り。そして人気のカフェラテも。
18日(水)のみパウンドケーキも提供。新設「紡舎」には真南風メンバーも宿泊。 6/17(火)–20(金) 11:30–16:30(last order)
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uipain(ユイパン)

五日市のパン教室 & ときどきパン屋。梅や杏子など夏の酵母を使ったカンパーニュ、フリュイノア、自家製卵のブリオッシュなど。 デザートは、酵母のスコーン・ジャムサンドほか。
6/17(火) 11:30–17:00
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空石(そらいし)

季節の果物やハーブ、穀物などから酵母を起こし、ゆっくりじっくりと長時間発酵させた、自家製酵母ベーグルと植物生おやつを作っています。当日は、焼き菓子や冷たいデザートの植物性おやつをご用意します。
6/19(木) 11:30–17:00
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ひとつぼし

五日市の目抜き通りに自店舗を構えたおなじみひとつぼし。グルテンフリー&プラントベースの米粉のおやつ。クッキー、マフィン、レーズンバターサンドなど。
6/20(金) 11:30–17:00
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出店予定表

今回も多彩な顔ぶれでお迎えします。毎日どうぞ!