絲絲雑記帳

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0/「建設篇」






 

9月22日(金) tocoroとネジ

 昨9月21日、tocoroの上村氏とねじまき雲の長沼氏のトークショーがあった。
 場所は青梅のねじまき雲。
 現在、ねじまき雲の本拠は国分寺だが、ねじ発祥地であるここ青梅店も週一で営業している。

 tocoro氏はときどきこうした対談を企画するらしいが、今回その犠牲者となったのがネジ氏。嫌々ながら登場する。
 …と言いつつ、しゃべらせるとけっこう面白いのがネジ氏だ。それについては竹林で氏に接したみなさんなら先刻ご存知であろう。(上写真。ネジの背後霊はtocoroのナオコ)
 珈琲の専門家二人と、珈琲大好き聴衆約二十人。交わされる話はあまりに高度でよくわからないところもあったが、珈琲焙煎士ネジ氏の熱い心が伝わってくる。(歩く熱帯雨林と呼ばれるそうだ)。
 tocoroとネジの同業者出会いの一段など抱腹絶倒。こんど竹林で珈琲漫才やってもらうかな。

 店の奥にあるのが、伝説の1kg焙煎機。(下写真)
 このマシンによって、あのネジ豆が、1キロ、また1キロと、こつこつ、もくもく、煎られるのだ。
 感慨深いものがある。
 (煎ると重量がかなり減るんだそうだ)

 会場にはカフェ評論家・川口葉子さんの姿も。
 私は寡聞にしてtocoroとネジしかカフェを知らないから、しょうがなくこの二人に代わりばんこに来てもらってますと言ったら、この二人は最高ですよ、良かったですね、と川口さん。
 ま、専門家が言うんだから、そうなんだろう。

 本22日から三日間、tocoro cafe は、このネジ豆(およびKUSA.喫茶豆)をひっさげて竹林に登場。
 請うご期待!!


 

9月21日(木) 初秋・パンのある風景

 今日から始まった「竹林の秋仕度」展。
 その竹林では朝から「ミーンミーン」という蝉の声が鳴り響き、秋仕度初日としては誠にふさわしいBGM…だったかな!?
 それでも、空は晴れ渡り、爽やかな風の吹き抜ける、ちょっと暖か目の初秋の一日であった。

 竹林shopのデッキには、見慣れぬ立て看板が。(上写真)
 表面には「noco」、裏面には「11:00-16:00 火水休」と書いてある。
 自店の看板をそのまま持ちこんだらしい。
 今は木曜の14:30だから、本来なれば営業時間中ではないか。なんか申し訳ないな〜、何も知らずに青梅nocoに来店する人々には。
 でも、おかげさんで、竹林にお越しのみなさんには概して好評である。中には「カレーより美味しい」とのたまふ御仁もいらして、有難いというか怪しからんと言うか。(ラケッシュ君にはヒミツにしておこう)

 下写真が竹林カフェ内部。
 前景の卓上には、今まさに私ぱるばが食べようとしているランチボックスが。
 メニューを転記すると…

フムスサンド(手前)
ひよこ豆のペーストをたっぷりとパンに塗り、キャロット・ラペと新鮮野菜(トマト、アボカド、レタス)をnocoのもちもちふわふわのパン・ド・ミにサンドしました

パン・ペイザン(奥)
「農夫のパン」という意味で石臼挽きモンブレブーランジェ、ライ麦粉、熟成したルヴァンリキッドをふんだんに使った風味豊かなパンです

秋のフルーツのスパイスコンポート(右手前)
今が旬のいちじく、プルーンをスパイスと赤ワインで煮込みました

フロマージュ・ブラン(ハーブソルト)
フロマージュ・デュ・テロワール(青梅)製。パンペイザンにディップしてお召し上がりください

 さて、その味やいかに!? 私が言うのも何だから、ここはぜひ皆さん自身でご賞味を。






 

9月20日(水) 秋支度いろいろ

 明日からのイベント「竹林の秋支度」に向けて、今日はその会場準備だ。
 竹林shopは臨時休業。
 スタッフ総出で、一日、あちこち走り回る。
 陽が差すとまだ暑いのだが、良い運動になる。
 
 私ぱるばの場合は、まず屋根掃除。
 先日の台風で、ケヤキの葉がだいぶ落ちた。
 そうでなくとも木々も秋支度で、そろそろ葉を落とし始める時期だ。
 なにしろケヤキの大木が五本もあって、葉っぱの数も膨大だから、屋根掃除もこまめにする必要がある。
 なにせ古民家だから、ちゃんと手入れしないといけない。
 イベントはちょうどその良い機会だ。
 みなさんの家もそうでしょう。ときどき来客があると、家がキレイになってよろしい。
 だからみなさんにもせいぜい来てもらわないと — 。

 それにあわせ、山梨の増満兼太郎工房からも、革製のスリッパが届く。
 その数、二十足!
 これは販売用じゃなくて、店で使うのだ。
 さすが増満作品、弊スタジオによく合うでしょう。(下写真)
 ただ、革製だから、雨の日は出さないかも。
 履いてみたい人は、晴れてる日にお越しを!


9月9日(土) たそがれの五日市線

 最近、インスタなるものが流行って困ったものである。
 写真ばっかじゃん。
 ああいうのはあまり好きじゃない。
 そもそも言語や文字を駆使するのが人類ってもんじゃあるまいか!?

 というわけで、今回はテキストのみ。

 最近の地域紙にこんな記事があった —
 「五日市線、青梅線とも減少  1日平均乗車人員と路線別利用状況」
 JR東日本八王子支社の発表だ。
 それによると、2016年度の武蔵五日市駅の乗車人員は、1日あたり4427人。前年度比で101人減っている。率にして2.2%の減。
 う〜ん、ちとやばいかも。
 二年ほど前だったか、JR五日市線は、利用者減少により、昼間の電車が減便されたのだ。
 以前は1時間に3本あったものが、2本になってしまった。一挙に33%減!!
 これは悪循環であるな。便数が減れば、当然、乗車人員も減るであろう。
 こうした傾向が続けば、1時間に2本が、そのうち、1.5本、1本、0.5本……やがて廃線!?
 嗚呼、ローカル線の宿命…

 JR五日市線は地域の生命線であるから、みんなでしっかり守らねば。
 ウチもスタッフのうち、パートタイムも含め4名が五日市線を使って通勤しているから、この4427人のうち2人くらいにはなっているかなぁ…
 う〜ん、休みや出張も多いから、1.5人くらいか…。あまり貢献してないかもな。
 これはみなさんにがんばって竹林に来てもらうほかあるまい。
 それも車じゃなくて、電車で。
 よろしく!!






 

9月5日(火) フェルトラテとパン・ペイザン

 竹林スタジオにtocoro夫婦とnoco夫婦が集合。
 半月後に開催のイベント「竹林の秋支度(9/21-24)」の相談をするのであった。(上写真)

 今回tocoro cafeは久々に、エスプレッソマシンtoco郎をひっさげて竹林カフェに登場。伝説のパシミナラテやシルクラテが復活する。
 それに加えこのたびは、フェルトづくりワークショプ開催に合わせ、フェルトラテも新規開発。メニューに加わる予定だ。豆乳を使い、その色合いと粘性を活かしてフェルトの質感を表現するという。さて、どんなものになるのであろうか。(なお、ワークショップ参加者にはそのフェルトラテが振る舞われる予定)

 ただ、初日の9月21日のみ、tocoroは都合により出店できない。
 その代わり、その日は、nocoがパンとともにカフェも営業することとなる。
 nocoもtocoro同様、ねじまき雲焙煎による珈琲豆を使用しているので、みなさんの嗜好にもきっと合うことであろう。(tocoroのラテ系はKUSA.喫茶の豆使用)

 さて、一昨日お話した、パン・ペイザン。
 今日、noco夫婦が持参してくれた。
 下写真、半分に切ってある大きなのが、そのパン・ペイザン。
 こうしたハード系のパンは、nocoの立地する青梅の山裾ではなかなか売れず、通常、店頭には置いていない。このパン・ペイザン、そのまま食べても良いが、私ぱるばなどは薄くスライスしてカリカリに焼くのが好きだ。(今日の夕食もコレだった)。イギリスタイプの食パンもある。そのモチモチ度は尋常ではなく、トーストして食べると御飯みたいな充実感がある。
 nocoのパンはすべて天然酵母によるものだが、こうしたハード系やフランスパン、食パンのみならず、手軽に食べられる小型のソフト系もいろいろ。ランチに好適。珈琲と一緒にどうぞ!






 

9月3日(日) 青梅のベーカリーnoco

 青梅・二俣尾にあるbakery & cafeのnoco(ノコ)を訪ねる。
 もと青梅夜具地の機場だったという木造の建物を改装した山裾の洒落たお店だ。
 オーナーは佐藤夫婦。奥さんがこちらでパンを焼き、旦那がカフェをやっている。
 こちらの珈琲豆はねじ巻き雲の焙煎で、ねじ巻きつながりである。
 上写真、私の両側が佐藤夫妻。ちなみに私が嬉しそうに手に戴いているのは、フランスパンのカンパーニュ。

 あ、言い忘れていたが、今月21日から四日間、竹林shopで「竹林の秋支度」というイベントを開催するのである。
 その折、こちらnocoさんに竹林でパン店を開いてもらうのだ。

 今回はシェフのラケッシュも居ない。遠路はるばるご来竹のみなさんきっとお腹が減るだろう。そこでランチにもなるようなパンを用意してもらおうという趣向だ。同時出店・tocoroカフェの珈琲にもよく合うはずだ。(tocoroもねじ巻き雲の豆を使用)

 下写真は私が今日、ランチ代わりに頂いたパンの数々。いろいろ趣向が凝らされていて楽しい。基本的に天然酵母で発酵させている。

 noco製品で私の一番気に入っているのが、パン・ペイザン(百姓パン)。
 実はコレ、受注焼成なので、今日は店頭に無かった。(昨日、注文しそびれた)
 全粒粉やライ麦を使った味わい深いパンだ。
 竹林にはきっとこのフランス百姓パンも出現するであろう。
 その折にはみなさん、売れ残らないようにしっかり購入してくれたまへ。






 

8月30日(水) 樹下の昼食

 インドの雨季は日本とチト趣が違っている。
 一日中シトシト降るということはあまりなく、降ったと思ったらほどなくカーッと照りつけることも多い。
 今日なんかはそうで、朝のうち雨模様だったが、昼にはすっかり晴れ渡る。
 私などは天気予報でだいたい当たりをつけて、日が出たらサッと洗濯をする。陽差しは強いので、よく乾く。(しかしにわか雨には要注意)

 上写真は今日の昼時、工房からギャラリーを見下ろしたところ。
 雨上がりの青空のもと、木々の緑も色濃い。
 左下では女たちの一団が昼食をしたためている。

 従業員食堂もちゃんとあるのだが、みんなあちこちで思い思いに弁当を広げる。基本的に男女別々だ。
 下写真がその様子。波羅蜜(英名ジャックフルーツ)の樹下、大きな平石の上で、糸巻きグループが昼食だ。中身はもちろんインド料理。
 よく見ると男子がひとり交じっている。テーラーのビカースだ。女性的細やかさを具える彼は、このグループで人気なのだという。
 この平石は私の昼寝石のはずであったが、すっかり昼飯石に変わってしまった。

 工房事務長のサンジューによると、今年の雨季は活発で、平年より25%ほども雨が多いという。おかげでまだ乾ききらぬ工房の漆喰壁や屋根など、いろいろタイヘンであった。(渇水の心配はないであろうが)
 そんな雨季ももうピークを過ぎ、9月の下旬になれば終了。10月は最高の季節となる。






 

8月29日(火) スコッチ糸車

 工房には木工場もある。
 地元の大工7人が毎日出勤し、工房の家具調度づくりに励んでいる。
 すなわち、工房内の戸棚とか収納がまだ完成していないのだ。(工房建築には終わりがない…)

 その大工、というより指物師たちを率いるのが、建築家のラクラン・スチュワート。スコットランド人だ。(上写真、黄色シャツ)
 真木千秋の後輩にあたる米ロードアイランド造形大学出身で、趣味も合う。
 もともとスタジオムンバイから派遣されてきたのだが、様々な紆余曲折を経て、今はボランティアで居残っている。自身、木工細工を好むので、家具造りには向いている。
 スコットランド人だから、クニから手土産で下げてくるスコッチ・ウィスキーは絶品だ。
 加えてバグパイプまで持参。先日披露してもらったが、なかなかの腕前だ。

 戸棚や机など大物に加え、目下の最優先が、チャルカすなわち糸車の製作だ。
 工房の生産もやっと軌道に乗り始め、織師たちもせっせと機に向かっている。
 タテ糸を作ったり機を織るためには、糸を小分けして巻かないといけない。ウチで使う糸々はちょっと面倒なのが多い。だんだん糸巻きが追いつかなくなってきた。
 そこで糸車を幾つか作って、糸巻きを加速させようという魂胆だ。

 上写真、ラキーの足許で大工が組み立てているのが、その自家製チャルカ。材は沙羅。
 チャルカというのはそもそも紀元前インドの発明品らしい。
 基本構造はそのままだが、今は、はずみ車に自転車の車輪を使う。
 下写真はganga工房の入口。門番もヒマな時はチャルカを回す。
 さてこれで少しは工房の生産性が上がるか!?






 

8月28日(月) ボンボン掛け布

 雨上がりの夕刻。
 誰も居なくなった機場(はたば)で、ひとり思索にふける真木千秋。
 (インド人はのんびりしているが、終業時間だけは日本人よりキッチリ守る)
 その膝の上には、織り上がったばかりの新作「ボンボン掛け布」。
 ウールの織物だ。

 この布の新しいところは、まず格子柄。
 パターンが二つあって、濃淡のハッキリしたもの(上写真)と、マイルドなもの(下写真)。
 格子柄は基本的に天然色だ。

 そしてアクセント色が入っている。
 たとえば上写真の上側の一枚は、黄色が二コマほど見える。マリーゴールドで染めている。
 ちょっと見づらいが、下側の一枚はログウッドの青紫入りだ。(右下にわずかに見える)
 下写真は生葉で染めた藍が入っている。
 折り返し織りで織成。

 名前は「ボンボン掛け布」と言うんだそうだ。
 フリンジの風情からそう呼んでいるらしい。(下写真参照)
 そう言えばボンボンに見えないこともない。
 秋冬物製作に忙しい工房である。






 

8月25日(金) 香油売り

 工房にはいろんな人がやってくる。
 昨日は香油売りのオムカール氏。
 もちろん、突然やってきたわけではない。
 ラケッシュの知り合いで、モノがなかなか良さそうなので、招いたのだ。

 当地から400kmほど離れた、隣州ウッタルプラデシュのカノージ。香油製造の中心地だ。
 大規模な香油工場が幾つもある中、このオムカール氏は古来の製法で香油を作り、自ら売り歩いている。(雨季には香油製造ができない)
 20年使っているという革製バッグの中から、様々な香油が現れる。(上写真)。いわゆるエッセンシャルオイルだ。
 白檀、バラ、ジャスミンといったお馴染みのものから、ミッティ、クース、ケウダといった初めて聞くようなものまでいろいろ。根っこから採る香もあるようだ。(アガールという渋い匂いの香油があって、これは結婚後の男向けだという。どういう意味だと聞くと、周囲に女性がいるから話せないと言う。後で聞くと、男の持続時間を延ばすんだそうな)
 一時間ほど嗅いだり身にまとったりして真木千秋が選んだ香油が、下写真。8種類ほどもあるだろうか。ガラス瓶に入れるとオーラソーマみたいでキレイだ。(ちなみに、ヘナ施術中の手は大村恭子の娘・ひとは7歳)

 私ぱるばの選んだのは、やっぱ麝香。これはジャコウジカを落とし穴で捕らえて匂い袋を取り出すんだそうだ。(その後放逐)。ちとかわいそうなんだが、やはりあの悩殺的な香には負ける。それからジャナトル・フィルドーズという長い名前の一品。マリーゴールドやトゥルシなどいろんな材料を調合した爽やか系の香油で、ムガール時代に洒落者が耳の後ろにつけたりしたという。私もさっそく当該箇所につけているが、さて効果やいかに!?
 オムカール氏自身は、このジャナトル・フィルドーズとバラの香油を作るらしい。大工場のものと違いはあるのかと聞くと、手づくりの伝統製法のほうが材料や火力など微調整が効いて、香油の品質は良いとのこと。
 織物で言えば手紡ぎ手織りみたいなもので、弊スタジオには合っているだろう。 実際に使って調子が良ければ、竹林展示会にお目見えするかも。






 

8月24日(木) 針場の風景

 ganga工房は梅雨の中休み。
 陽が照って、気温は34.5℃まで上昇する。東京あきる野の拙宅は最高34.1℃だから、だいたい同じようなものだ。(どちらにもネット気象計が設置されている)

 工房の針場(はりば)はいつになく活況を呈している。
 日本からスタッフが三人駆けつけ、奮励努力している。
 上写真、左端が田村朋子、ひとりおいて大村恭子、そして松浦菜穂。
 テーラーたちと来年の春に向けて服づくりだ。

 田村と大村の間にある布は、織り上がったばかりのツートン新作。
 今年布地として好評だった「大格子」に似ているが、やや薄手で風合いも柔らかめだ。
 この生地でワンピースを作ろうと、型紙をあてて、いろいろ検討している。

 ちょっと見づらいが、同じテーブルの奥には、シルクオーガンジーの藍染め生地。春夏のボートネックベストができる。

 下写真。JUKIミシンが幾つも並ぶ針場。
 インドでも工業用ミシンといえば、この日本ブランドであるらしい。
 先日、近所の仕立屋を覗いたのだが、そこにもJUKIのロックミシンが置いてあった。(ウワサによるとJUKIというシールを貼ってあるだけだとか)
 ミシンのみならず、ハサミとか、定規とか、ミシン糸など、縫製資材の多くが信頼の日本製。みんなで渡印時に持ち込むのである。私も今回、テープやゴムを運んできたのであった。

 テーラーの頭上に灯るのは棒状LED。
 古式ゆかしい蛍光灯が光る五日市スタジオに比べ、こちらはひたぶるに最先端だ。(あっちが遅れているだけか)。これはおそらくインド製。






 

8月23日(水) 雨のganga工房

 今、ganga工房は雨季のまっただ中。
 北インドのこのあたりの雨季は、だいたい7〜9月の三ヶ月間だから、まだまだ先は長い。
 ただ、日照が少ないから、気温も低目でしのぎやすい。
 今日などは昼過ぎまでずっと雨が降っていたので、最高気温も27.9℃。先週の東京みたいな天気だ。
 草木もこの時期を目がけて成長するので、野山は緑で重たいほどだ。

 昨日からスタジオムンバイの建築家、ビジョイ・ジェインが一泊で来訪。
 工房の様子をあちこち見て回る。
 全体が完成して初の雨季だが、やはり建物にとってこの時期が一番厳しい。
 上写真は染め場。その屋上に立って全体を見渡すビジョイや真木千秋。下の芋の葉が大きく成長している。
 雨対策も含め、様々なアドバイスを受ける。

 下写真はギャラリー。
 じつはココ、めったに開けないのだ。私ぱるばも久しぶりに中に入った。
 入ってみると、なかなか良い空間である。
 先日、デリーのとあるショップが来訪したので、布を飾り付けてある。
 それを見てビジョイ、「我慢できない」と数点購入する。布好きな人なのだ。
 今年2月のオープニング以来の売上であろうか。
 作る方に忙しくて、なかなか販売まで手が回らないのだ。
 せっかく良いハコがあるのに、残念なことである。
 巨匠ビジョイの力作でもあるし、いつのまにか機場になっていた…なんてことのないように、ちゃんと活用せねば。
 ところでこのビジョイ、南インドで三週間にわたってアユールヴェーダを受けていたそうで、ぐっとスリム&健康的になっていた。


 

8月20日(日) マンガルギリにて

 ポンドルを訪ねた翌8月18日、マンガルギリに赴く。
 どちらも南インド・アンドラプラデシュ州に属し、直線距離で400kmほど離れている。
 マンガルギリと言えば、みなさんにはもうお馴染みであろう。極薄・木綿生地の産地だ。我々も二十年以上、こちらの布に親しんでいる。夏には欠かせない生地だ。
 竹林shopでは今年7月から紹介を始めたマンガルギリ。早くも来年の仕込みのため、縫製担当の松浦菜穂とともに出向いたというわけ。(当たり前か!? ちなみに昨年は大村恭子+娘と出向く)

 手織の里、マンガルギリ。35年前には各戸に機があり織り手も五千人いたそうだが、現在は二千に減っているという。インドも急速に変化しているのだ。とは言え、小さな街に二千の織工といえば、やはり今も手織の里だ。

 今年お陰様で好評だったマンガルギリの生地。来年用にもう少し多めに選ぶべしという密命を帯びて、松浦菜穂、織元ラビンドラ氏の家に赴く。
 氏のストックルームには、まるで鬼ヶ島の宝庫みたいに、色とりどりの反物がうずたかく積まれている。その中をあちこち巡っては、Maki好みのシブい色合いを探る。なかなか無いのであるが、そこは愛と執念だ。(上写真)
 しかしそれは序の口であった。その後に、長〜い点検の作業が待っていた。
 均一な機械織りと違って、マンガルギリの反物には織りキズが多いのだ。タテ糸やヨコ糸の間違いや不備、シミ、異物混入…
 氏のスタッフとともに、一反一反、端から端まで、すべて丹念にチェックする。(中写真)。松浦菜穂がキズを指摘すると、ときどきラビンドラ氏が「それは手織なんだから仕方ないよ…」と嘆くがごとくのたまふ。確かに寛大なインド人なら見逃してくれるんだろうが、日本のみなさんはなかなかそういうワケにはいかない。しまいにはラビンドラ氏、「職人たちに見せてやろう — お客はこんなふうにチェックするんだよって…」とスマホでその様子を動画に撮り始める。(インドでもスマホは普及している。ただ氏は今まで動画を撮ったことがないらしく、操作法を松浦に聞いていた)
 松浦の基準はみなさんと同じくらい厳格だ。おかげで、苦労して選んだ反物の三分の二がボツになる。そして再び、選定と点検の果てしない作業が繰り広げられるのであった。
 数時間を経て、やっと指定量の反物が揃う。松浦菜穂、それを撮影し、ganga工房に滞在中の大村恭子に送信する。それを見ながら、大村・松浦の電話会議。
 するとあろうことか、選定&点検を生き延びた反物の三分の一ほどが、またしてもボツになる。この時点で私も(おそらくラビンドラ氏も)かなりゲンナリしたのだが、それにめげる松浦菜穂ではない。健気に立ち上がり、また同じ作業を繰り返すのであった。
 あたりが暗くなる頃、やっと作業完了。本人&大村から見ておおかた満足できる反物が揃ったようである。

 その後、マンガルギリの機場の様子を見学する。
 下写真は地機(じばた)。
 地面に穴を掘り、その上に機を載せてある。織師は地面に布を敷いて座っている。
 これは同地の伝統的な型だ。もうひとつ、15年ほど前から普及し始めた高機(たかはた)もある。高機と言っても、この地機よりも30cmほど高く、織師のベンチ付くだけの話だ。機の基本構造は同じ。そして地面に穴を掘り、そこに足踏みが収まるのも同じだ。ただ、穴の深さが浅くなるので、そのぶん雨季の浸水も少なく、作業が楽なようだ。織成される布には変わりは無いという。だったら何で全部新式に変えないのか疑問だが、まだ旧式が使えるし、それに慣れているからであろう。
 下写真は地機でサリーを織っているところ。同地は生地とともに、木綿サリーの生産が盛んだ。


 

8月18日(金) 南インドより

 昨8月17日はかなりの離れワザであった。
 私ぱるばは16日夜に北京を発ち、17日早朝(っていうか丑三つ時)にデリー到着。
 そのままデリー国内線空港に移動して、Makiスタッフの松浦菜穂と合流。(彼女も前日夕方、成田よりデリーに到着)
 そして共に、南インド、ヴィシャカパトナム空港に飛んだのであった。

 この空港は、ポンドルへ行く基地となる。
 ポンドルは「究極のカディ」産地として知られており、私ぱるばも四年前に訪れている。詳しくはこちらを参照

 南インドは一年ぶりの訪問だ。
 インドは広い。北にあるganga工房からは遥か遠方である。
 ただ南インドは良質の木綿生地の産地なので、私も幸いにして訪れる機会がある。

 南インドは何が良いかと言って、まず、メシがウマい。
 私も若い時分から世界いろいろ回っているが、現時点でトップだと思われるのが、この南インド料理なのではないか。

 左上写真は昨日の昼食。
 ポンドル近くの街スリカクラムの定食屋だ。タクシーの運転手に連れていってもらった。
 地元の人々でいっぱいの、一見すると薄汚れた感じの飯屋である。こういうところがウマいのだ。
 入口でカネを払って着座すると、すぐに定食プレートが配膳される。5〜6品の料理と、ヨーグルトおよび甘味、そして、せんべいと米飯のセット。これを手で食う。私のうれしそうな顔を見よ! 期待にたがわぬ超絶美味であった。これが動物性材料を一切使わない菜食なのだから驚く。飯も料理もお代わり自由だ。まあ、毎日こんなのを食ってたら目方が増えるだろうが。

 それから南インドはコーヒーも魅力だ。インドと言えばチャイだけども、ここ南インドではコーヒーのほうが一般的。インドは世界で第8位のコーヒー生産国であるが、その豆は南インドで生産される。
 その南インドコーヒーは、飯屋や街角で手軽に飲める。深煎り濃い目のミルクコーヒーだ。これも超絶美味!! (左中写真)

 飲み食いばかりではない。
 ちゃんと仕事もしているのだ。というか、そもそも、木綿生地仕入れのために来たのである。
 友人に南インドのテキスタイルデザイナーがいて、彼女にいろいろ手配してもらったのだ。

 左下写真はポンドル近郊の布屋。
 私の手にしているのは、80カウントという極細糸を使った木綿カディ。色は生成だ。
 まず50cmほど購入して、糊を落とし、乾かして風合いをチェック。ganga工房に滞在している真木千秋や大村恭子と連絡を取りながら検討する。
 常夏の南インドカディなので、今までにないほどに薄手だ。涼しくて肌に心地良い。ただご覧の通り、そのままでは下が透ける。
 使い方を工夫すれば、来年のカディコレクションに彩りが加わるだろう。
 そのほかにも、やや厚手の色物カディや、デュパタ(薄手の木綿ストール)も入手する。

 ただ、魚のアゴを使って紡ぐ「究極のカディ」は、今回は見送ることにする。値段との兼ね合いで、ちょっと皆さんにはご紹介しかねるかな…という感じだ。
 どうしても欲しいというコレクターな人は、入手場所を教えるから自分で来てもらうほかあるまい。(2014年のカディ展で買った人はラッキー!)
 






 

8月6日(日) ねじまき雲の夏休み

 ティモケのランチが終わり、私ぱるばの紙芝居も無い、8月の竹林。
 その静寂の中で、ひとり黙々と珈琲を淹れるねじまき雲・長沼氏。

 自家焙煎珈琲店のねじ氏は、竹林出張カフェの折には毎回、その時々にふさわしいブレンドを創作して持参する。
 今回は「Kasumi Blend」。(下写真)

 このKasumi、弊スタジオのストール「霞空羽(かすみあきは)」にちなんでいる。
 今インドのganga工房は雨季のまっただ中だが、この霞空羽は雨季を待って織り始める。タテ糸が混んでいるので、織成には適当な湿度が必要なのだ。
 Kasumi Blendが霞空羽の味わいなのか定かではないが、その特長は、インドの豆を50%使用していることだ。
 インド豆というとあまり馴染みもあるまいが、インドは世界第8のコーヒー生産国なのだ。南インドではチャイよりもコーヒーが好まれるというコーヒー消費国でもある。私ぱるばも平生インドコーヒーを愛飲しているが、特有の風味があってウマいものだ。

 今回のKasumi Blendは、インド豆の特長をペルー豆で受け、マンデリンで磨きをかけている。
 ブレンドとラテ(それぞれホットとアイス)、それにスパイスラテ(ホット)の、計5種類。いずれも8月の竹林でしか飲めないスペシャルな味わいだ。スパイスラテというのは、ラテにスパイスと砂糖を加えたもの。
 それから私ぱるばの特注品であるアイスパ(アイスのスパイスラテ)。無糖のラテにスパイスを加え、アイス仕立てにしたもの。これがめっちゃウマいのである。メニューにはないが、頼めば作ってくれるはず。

 ねじ氏に「夏休みはあるの」と聞くと、今回のイベントが夏休みなんだそうだ。そういえば何となくリラックスしているねじ氏である。
 国分寺の「ねじまき雲」へ行くと、私語も許されざるがごときストイックな雰囲気に満ちているのであるが、こちらは半分インドな何でもアリの竹林だ。「変態珈琲屋」ねじ氏の知られざる一面に触れられるかも。
 「8月の竹林」もあと四日間。明日からは平日でもあるし、台風も来るの来ないの言ってるし、ねじ氏も夏休みだとか言いつつ毎日しっかり定時(正午)にオープンしているから、せいぜい叱咤激励に来ていただきたい。
 






 

8月1日(火) ティモケの竹林ランチ

 一昨日お伝えした、ティモケこと北村朋子。
 本8月1日、竹林カフェにデビューを果たす。
 「ラケッシュの領域に畏れ多い」とは本人の弁であったが、なかなか堂に入っている。(左上写真。なんとなくフェルメール)
 ここ一年余り、下にある井戸端でサモサを供していたティモケ。「カフェの居心地はどう?」と聞くと、「カーストが上がったみたい」と変にインド風な答えであった。

 さて、肝腎のランチであるが、左下写真の如くである。
 中央の富士山(いや須弥山!?)は、インド米「バスマティ」と日本米のブレンド。天辺にはインドピクルスが。
 その周りを八種類の惣菜が取り巻く。(右写真参照)。
 ランチのタイトルは「盛夏のタリー・プレート」。タリーとはインドの定食だ。
 実際に食した感想は、インド的「幕の内弁当」かな。インド料理というより、野菜やスパイス類など素材を活かしたティモケのクリエーションだ。
 かなりイケると思う。ラケッシュやばいかも!? (って、比較するものでもないが)

 今回は残念ながら、あと二日間、明日と明後日だけ。数量限定なので、食べたい人は早めに来てもらうといいかも。
 食いそびれた人にはティモケ得意のサモサもあるのでご心配なく。(これもあと二日のみだが)
 






 

7月30日(日) キッチン・ティモケ

 明後日、8月1日から始まる竹林8月のお楽しみ。
 その冒頭三日間を彩るのが、キッチン・ティモケだ。
 このティモケというのは、北村朋子さんのこと。きっとトモコが訛ってティモケになったのであろう。

 つとにサモサワラ・ティモケで当スタジオ界隈では著名なのであるが、ティモケの手業はサモサだけではない。
 野菜とスパイスをベースにした料理をいろいろ作っている。
 (上写真は昨年12月、インドganga工房のキッチンでサモサを作るティモケ photo by Macchi)

 そこでこのたびは、竹林カフェにて、ティモケのランチプレートの登場。
 各地で引く手あまたのキッチン・ティモケゆえ、初日から三日間のみ。
 下写真はその一例。過去のティモケ作品であるが、カラフルな料理の取り合わせが食欲をそそる。
 明後日からの竹林カフェではどんなプレートになるか、まことに楽しみなことだ。(サイドメニューでサモサもあり)

 今回のランチに寄せるティモケの想いは、ティモケブログを参照のこと。




 

7月24日(月) 一淹成仏

 青梅のベーカリー nocoに赴く。
 「ねじまき雲・出張珈琲」が催されていたのだ。
 青梅市郊外の山際にある気持ちの良いスペース。
 通常は東京・国分寺で珈琲を淹れる長沼氏であるが、年に一遍ここnocoに出張するのだという。今日は氏に加え、加藤けんぴ店も同時出店という贅沢な趣向であった。

 注文に応じて珈琲を淹れる長沼氏(写真左)。
 その周囲はいっとき異次元の静寂に包まれる。
 注がれる一筋の熱湯に盛り上がる珈琲は、まるで釈迦が螺髪(らほつ)のよう。
 その様子はまさに、一音成仏(いちおんじょうぶつ)ならぬ一淹成仏(いちえんじょうぶつ)。
 さてその珈琲の味わいやいかに…!?
 
 いうまでもなく、nocoのパンとの相性は良好。年に1回といわず、毎月やってほしいものだ。(特にその機会にのみ焼成されるという天然酵母パンは風味絶佳)

 この長沼氏、一週間後の8月1日(火)から十日間、東京五日市の弊スタジオで出張珈琲である。(竹林8月のお楽しみ)
 武蔵国分寺に行かずとも、居ながらにして氏の一淹に与れるとは祝着至極。
 皆さんも盛夏のひととき、竹林で一緒に成仏いたそう。


 

7月15日(土) 春繭の糸繰り

 昨14日から春繭の糸繰りが始まる。
 先月末に八王子の長田養蚕からやってきた繭だ。今までしっかり塩蔵されていたので、状態は良い。

 糸繰りのやり方は、十数年前に真木千秋が上州群馬で習ってきたものだ。
 まずは煮出し。
 この手順がかなり複雑だ。
 温度の違う熱湯を二種類準備し、何度か煮沸したり漬けたりして、繭を解舒する。解舒(かいじょ)とは、糸が引けるように繭を煮てゆるめること。
 毎年やっていることだが、手順があまりに複雑なため、毎回メモと首っ引きである。
 解舒した繭は、「もろこしぼうき」で生皮苧(きびそ — 繭の外側部分)を引っかけ、持ち上げ、ズルズルと引っ張り出して、糸口を探る。(左上写真)
 生皮苧の部分は太いのだが、やがてスーッと一本の繊維となる。それが糸口だ。

 糸口が出そろったら、座繰りの作業だ。
 温湯の中に浮かべた繭80粒くらいを、もろこしぼうきでゆっくりあやつりながら、左手で座繰り機の把手を回す。(左中写真)
 ひとつの繭の繊維長は千四百メートル前後だが、繰るにつれてだんだん細くなるので、糸の太さを維持するため、適宜、繭を追加する。
 太い糸が欲しい時は繭の数を増やし、細い糸だったら数を減らす。繭の出来によって繊度(太さ)も違う。今年の繭は出来が良いようで、繊度も大き目だ。

 座繰り機でカセに巻き取った後、乾かないうちにカセ上げし、糸カセにする。
 そうすることで、絹糸のナチュラルなウェーブが保存されるのだ。

 昨日は五人がかりで、15カセほどの絹糸が繰られた。
 澄んだ春繭糸だ。(左下写真)

 ところで、先ほど来、話に現れる「もろこしぼうき」。これは繭の糸繰りには必須の道具である。
 もろこしとは、タカキビ、あるいはソルガム、中国語ではコウリャン(高粱)だ。

 繭の煮出しと並行して、もろこしぼうきの作製も行う。(右写真)
 じつはこのもろこし、私ぱるばが12年前に栽培したものだ。30本穫れたので、まだ残っているというわけ。
 もろこしの種を除去すると、そのまま小さなほうきになる。これが糸繰りに便利なのだ。
 ただ、種の除去が少々面倒である。よって、8月1日からの竹林セールにお越しのお客さんの中で、やりたい人がいたらやらせてあげることに決定! なかなかできない体験だからね。
 除去したもろこしの種は進呈! ま、12年経ってるからね、発芽するか(あるいは食えるか)は不明。(つぶつぶの郷田氏に聞いてみるといいかも)




 

7月13日(木) 発掘

 北インドは雨季に突入した模様。気温は今の東京と同じくらいまで下がって割合しのぎやすいが、雨風がすごい。日本の梅雨とは違って、短時間に土砂降りだ。
 おかげで、できたての工房は、雨漏りがしたり、停電になったり。
 昨日日本を発ったラケッシュ君には、しっかり工房管理をしてもらわねば。

 真木千秋は先週末、インドから帰国する。
 やっと日本時間に慣れてきたところ。
 そして今日は、竹林スタジオで発掘作業に勤しんでいる。
 というのも、8月1日から十日間「竹林8月のお楽しみ」というイベントがあるからだ。
 基本的に夏のセールなのだが、その中に、スタジオの発掘品コーナーが設けられる。

 今回の発掘場所は、母屋の奥座敷。
 いろいろ出てくる — 世界のあちこちで手に入れた絲絲、布布…
 すべて布作りの素材や参考品として求めたものだ。
 しかしウチで保持するより皆さんに使ってもらった方がいい…。そういうものが「8月の竹林」に並ぶのである。

 たとえば、左写真いちばん手前、ベージュ色の糸カセ。これは私ぱるばが五年前の秋、タイの東北部で購入したエリ蚕手挽き糸だ。これはかなりの珍品である。というのも、エリ蚕は通常、真綿にして紡がれる。ところが、タイ東北部では、桑蚕みたいに繭からの繰糸が試みられていたのだ。ただ、当スタジオでは使う機会がなく、この8月に登場となった次第。
 そのほか、中国の手織麻布や、男性用XL木綿シャツなど、いろんなものが発掘される。
 請うご期待!
 


 

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