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ストール「バーク」の新色、黄色と黄緑をベースにナーシ糸カティア糸を織り入れて、凹凸感を出しています。











Makiの青山展 …
それは、なつかしい青山での里帰り展。
そして、なかなか五日市までお越し頂けない皆様のための「Maki Textile Studio初夏の新作展」。

これからの季節にちょうど良い服やストールが入荷しました。
草木で染めた色も、今までより更にカラフルで、透明感に溢れています。




ストールや服のほかに反物も。
麻xシルクの定番の服地も、ベーシックな白、グレー、チャコール。そして、春夏ならではのオレンジ、ピンクパープル、ライトグリーンなどの色で展開しています。
(写真クリックで拡大)


Vネックロングベスト。
サイドに深いスリットが入ったエレガントなライン。
胸元はVネック。
小さなジグザグの織り柄で、ブルーグレーもあり。

パンツは肌触りの柔らかい綿×ノイル生地で作ったフレアパンツ。
会場は青山エムズタワー2F「クレアーレ青山」。
無垢の板張り床に大きな窓から外光の差すギャラリースペース。
今年の新作の折り返し織り。サイズは30x170cm。
タテ糸が藍生葉のライトブルーと茜のオレンジ。
ヨコ糸は生葉のライトブルー、フクギのレモンイエロー、ラックダイの薄紫、茜のオレンジなどを一枚のストールに3色を6種類ほどの色違いのストールを織っています。同じものが何枚かずつしかありません。

インド茜を、透明に、そしてできるだけ赤く染めて、ラックの赤紫などと縞、格子を織り出したストール。
Makiの一番極細の糸を使っているので、軽い仕上がり。
透明感があるので、すーっとした赤です。

麻×シルク生地でのピンタックワンピース。
胸元にタックを入れた丸いラインのワンピースです。
他に黄緑色もあり。

藍生葉の水色、緑色、そして黄緑色とグレーを縞にした空羽(あきは)の織物。
家蚕糸、タッサー生糸、太柞蚕糸などにより、ふっくらしつつ、シャリ感あり。

野蚕と家蚕の縮みの違いから仕上げ後はテクステャーが生まれます。
色違いの茜とグレーのグラデーションも製作中で、青山に出展予定。

写真のような大判ストールのほか、今回は同生地で、首元だけでも楽しめるよう、くるみぼたん(グンディ)とループで留める小さめのマフラーをデザインしました。60cmX30cm

少しシャリシャリしている方が、首に巻いたときに立体的になってお洒落な感じです。使っていくうちに、少しずつしなやかになります。(モデルは織師シャザッドの子供)

地下鉄銀座線・外苑駅1a出口徒歩2分。( ベルコモンズ向かい、外苑前郵便局裏手)
1Fと2Fはパサージュ青山という石畳の南欧風商業施設。
マクロビオティックレストラン「ママンテラス」、イタリアンバール「パニーノジュスト」、チョコレート「ゴディバ」、高木康政シェフのカフェ「ラ メゾン ドゥ タカギ」、自然派化粧品や生活雑貨「マークス&ウェブ」など、面白そうな店が目白押し。
上階はホテル東急ステイ青山。けっこう穴場。