冬の布


 2002年12月18日 (水) 〜 12月27日(金)
11:00-19:00
Maki Textile Studio, Aoyama, Tokyo





 ずっと以前から、タッサーシルクの布をわざとフワフワにして厚みのある暖かい布にして使ってみたい! と思っていました。
 タッサーは丈夫だから、きっと面白くて暖かい布になるだろうと…。
 いろいろやってみたところ、冬にはぴったりで、今までにないような風合いが、いろいろとできあがりました。

 真冬用のストール類や冬の新しい服も、できあがりました。
 それから、常々欲しいと思っていた、鍋づかみやティーポットカバーなど、楽しい小物もつくりました。
 冬の間だけご紹介している、ピュアーパシュミナやカンタ(刺し子)も、ご覧ください。
「冬の布」展にぎやかです。どうぞおこしください。

真木千秋


  • 冬の服(つむぎのブラウス、プルオーバー、コート、ジャケット、ボトムなど)
    百草・安藤明子さんの衣(タッサーシルクとウールの織)もご紹介します。
    タッサーシルクや羊毛を起毛したふわふわ布など、今までにない風合いの布地も並びます。


  • 年末年始休業 12/29-1/4




それでは出品作の一部をご紹介しましょう・・・・


 
 ティーポットカバーは秋から出しているものですが、新着の柄が増えました。

 なべつかみの形は二種類。
 敷き布も同じタイプのものでつくってみました。

 かねがね自分たちが欲しいと思っていたものです。
 
 スロー。約110×180cm
 細幅の布とタッサーナーシの布を縫いつなぎ、そのナーシ布を手で起毛しました。

 これは大きなショールのような使い方もいいし、家の中で膝掛けにしてもいいし、またベッドやソファーなどに掛けてもいいです。
 (サッと掛けるのでスロー throw と言います)

 この秋にギャルリ百草「蚕衣無縫」展の続きです。

 2cm幅のテープ状織物をアトリエで織り上げ(ウール×タッサーシルク)、ナーシ×ナーシの布と縫いつなげ、それから縮絨(しゅくじゅう)した衣。

 写真右のように上から見ると、輪っかになっています。

 リング状のストールとしてもいいし、フードのようにしてもいいし、ベスト(タンクトップ)風にも着られます。

 このほかにナーシ布を工夫したリング状マフラー類とか、起毛して5ミリほどの厚みとなったナーシの巻きスカートとか…


真木テキスタイル青山店 今までの展示会


ホームページへ戻る